1st-3rd
創
『創』(そう)は、ACIDMANのメジャーデビューアルバム。2002年10月30日に東芝EMI/ヴァージンレコードから発売された。
アルバムに先駆けて「造花が笑う」「アレグロ」「赤橙」の3曲がプレデビュー・マキシ・シングルとして、300円という低価格で限定リリースされた(現在は入手困難)。上記の理由から、3曲は3部作と呼ばれている。
収録曲
- 8to1 completed
「酸化空」収録曲「8to1」のニューバージョン。
- 造花が笑う
プレデビューシングル第1弾。
- アレグロ
プレデビューシングル第2弾。
- 赤橙(せきとう)
インディーズの同名シングルからの再録。プレデビューシングル第3弾。元曲は浦山一悟作曲で、現在のスリーピース編成になって初めて制作された楽曲。当初は一悟が「ダイオキシン」というタイトルで地元・所沢市のダイオキシン問題をテーマにした歌詞も作っていたが、あまりにも微妙な出来であったために、大木が歌詞を一から書き直した。タイアップ(COUNT DOWN TV2002年10月度OPテーマ)や全国ラジオ局のヘビーローテーションなどもあり、オリコン20位圏内に初めてランクイン(13位)。ACIDMANの知名度を高めた代表曲の1つで、ライヴで最も多く演奏されている曲の1つ。
- バックグラウンド
- at
インスト。
- spaced out
後に「季節の灯」のカップリングにSECOND LINEバージョンが収録された。
- 香路(こうろ)
後に「Under the rain」のカップリングにSECOND LINEバージョンが収録された。
- シンプルストーリー
後に「プリズムの夜」のカップリングにSECOND LINEバージョンが収録された。
- SILENCE
「酸化空」収録曲の再録。
- 揺れる球体
- Your Song
英語詞。「揺れる球体」との間のギャップにレコーディング前の音合わせの様子が収録されている。
全曲、作詞:オオキノブオ、作曲・編曲:ACIDMAN
今週のシングルランキング
Loop
Loop(ループ)は、ACIDMANのメジャー2ndアルバム。2003年8月6日に東芝EMIから発売。メジャー4thシングル「Slow View」、5thシングル「リピート」収録(プレデビューシングルの三部作もカウント)。
収録曲
- type-A
大木いわく「type-aggressiveかなんかの略」
- 波、白く
5thシングル「リピート」収録曲。
- アイソトープ
英語詞。後に『スロウレイン』にSECOND LINEバージョンとして収録。アイソトープとは同位体の事。
- 飛光(ひこう)
4thシングル「Slow View」収録曲。タイトル通りのアップテンポの曲で、主にライヴのアンコールで演奏される。
- Slow View
4thシングル「Slow View」収録曲。インスト。
- リピート
5thシングル「リピート」収録曲。
- 16185-0
インスト。「16」「18」「5」をそれぞれアルファベットの順番に当てはめると「pre」になる。pre-O、すなわち「『O』のひとつ前」という意味。
- O(オー)
- swayed
- ドライド アウト
インディーズ時代からやっていた歴史の古い曲。
- 今、透明か(ALBUM Ver.)
『酸化空』収録曲の再録。
- turn around
後に『world symphony』にSECOND LINEバージョンとして収録。
全曲、作詞:オオキノブオ、作曲・編曲:ACIDMAN
ベストヒットコレクション
equal
equal(イコール)は、ACIDMANのメジャー3rdアルバム。2004年9月15日に東芝EMIから発売。メジャー6thシングル「水写」、7thシングル「equal e.p.」収録(プレデビューシングルの三部作もカウント)。
アルバムのコンセプトは当時、大木伸夫(vocal, guitar)が愛読していた素粒子論と手塚治虫の漫画「ブッダ」に影響を受けている。 このアルバムのPV集、「Scene of equal」に収録されたショートフィルム、『彩-SAI-(前編)』『廻る、巡る、その核へ』(ディレクター:西郡勲)は、第8回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞した。
収録曲
- 0 = ALL(ゼロ・イコール・オール)
インストと思われがちだが、1.35辺りに「equal」という歌詞が入っている。
- FREAK OUT
- 降る秋
- イコール
「equal e.p.」収録曲。この曲でMUSIC STATION初出演。
- 水写(すいしゃ)
「水写」収録曲。
- 彩-SAI-(前編)
「水写」収録曲。インスト。
- 彩-SAI-(後編)
前編を引き継いで始まる。西郡勲監督の「彩-SAI-(inst.ver.)」のPVに影響されて作られた曲。
- 暁を残して
- colors of the wind
『MOSH PIT ON DISNEY』提供曲。映画『ポカホンタス』劇中歌のカバー。
- migration 1064(マイグレーションじゅうのろくじゅうよんじょう)
1064は「不可思議」という単位であることから名付けられた。曲中にも「不可思議」という単語が出てくる。
- cps
インスト。「廻る、巡る、その核へ」とつながっている。というか「廻る、巡る、その核へ」の一部である。cpsとは「cycle per second」の略で周期の単位。
- 廻る、巡る、その核へ
「彩-SAI-(前編)」、「cps」とつながったショートフィルムが存在する。なお、「cps」と合計した演奏時間は11分に及び、ACIDMAN史上最長である。ツアーのファイナルで、アンコールのラストに演奏される重要なナンバーである。
全曲、作詞:大木伸夫、作曲・編曲:ACIDMAN